ホテルライクな部屋を実現するには?ポイントやおすすめのアイテムを解説
2023年3月25日
自宅をすっきりとしたホテルライクな空間にして、洗練された暮らしをしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
ただホテルライクな空間を目指すにしても、何を工夫すればよいのかわからない方も多いでしょう。
そこで今回は、ホテルライクな部屋を作るとくのポイントやおすすめのアイテム、注意点などを解説します。新築やリフォームでホテルライクな空間を目指している方は、ぜひ参考にしてください。
ホテルライクな部屋を実現するためのポイント
そもそも「ホテルライク」とは「ホテルのような」という意味の言葉で、ホテルを思わせる住まいに使われる言葉です。ただ、ひとえにホテルといっても、リゾートホテルやクラシックホテル、デザイナーホテルなどさまざまな種類があります。
ここでは、ホテルの部屋に入ったときに感じるホテルらしさはどのように構成されているのか、ポイントを解説します。
シックな色で統一する
ホテルの部屋をイメージすると、ほとんどのケースで色が統一されているでしょう。とくにベージュやブラウン、グレーなど、落ち着きのあるシックな色をベースにすることで、上質な空間を演出しやすくなります。
また、一色だけで統一するのではなく、差し色をバランスよく取り入れましょう。ただ、複数の色を取り入れたり、奇抜な色を取り入れたりすると空間のバランスが崩れて雑多な印象になってしまう可能性が高いため、差し色といってもベーシックなカラーを選択するのがおすすめです。
シックなベースカラーを基調とし、差し色を含めて3色程度でまとめると、素材の上質感や落ち着いた空間を演出できホテルのような空間になります。
生活感をなくす
ホテルライクな部屋を実現するために、生活感をなくすのはポイントの一つといえるでしょう。
生活には日用雑貨などが欠かせませんが、ラベルを張ったまま出しっぱなしになっていたり、冷蔵庫やエアコンなどが目立つ位置に置かれていたりすると、生活感が出やすくなります。また、ゴミ箱や電源コードも生活感が出やすいポイントの一つです。
このように、生活感の出やすい生活雑貨や家電などは見えない位置に配置したり、隠す収納を活用したりすることで、ホテルのようなすっきりとした空間を演出しやすくなります。
高級感のあるインテリアを選ぶ
生活感がなくシンプルな空間にすることがホテルライクのポイントですが、単純にすっきりとした空間ではホテルのような印象を与えることができないため、高級感のあるインテリアを意識して取り入れるようにしましょう。
シンプルで洗練された空間の中に、重厚感や高級感のあるインテリアが置かれていることで、ホテルのような空間に近づきます。
とくにソファやダイニングテーブルなどは目立ちやすいインテリアなので、素材にこだわり高級感のあるものを選びましょう。
インテリアをシンメトリーに配置する
ホテルのインテリアは、シンメトリーに配置されているケースが多いことをご存じでしょうか。シンメトリーとは左右対称のことで、安定感や調和を演出する効果があり、重厚感や高級感のある空間を目指せます。
たとえば、寝室のベッドを左右対称に配置したり、クッションや照明、サイドテーブルなどをふたつずつ揃えてたりして、シンメトリーの空間を作ってみましょう。壁に飾るアート作品もシンメトリーになるよう配置すると、手軽にホテルらしい空間になります。
間接照明を活用する
ホテルの部屋やロビーをイメージすると、間接照明がさまざまなところに使用されています。
照明と聞くと大きなシーリングライトをイメージしがちですが、あえてシーリングを採用せず、ダウンライトやペンダントライトに加え、間接照明をプラスすると、ムードのある空間を演出しやすくなります。
また、照明の色も蛍光色ではなく、暖かみのある暖色系を採用するとホテルらしい空間になるでしょう。
ホテルライクな部屋づくりのメリット
ここでは、ホテルライクな部屋を作るメリットを解説します。
リラックスできる空間を作れる
ホテルに行くと日常を忘れて、リラックスして過ごせるという方も多いのではないでしょうか。ホテルは無駄なものがなくすっきりとした空間であり、なおかつ清潔感もあるので、リラックス効果を得られるのでしょう。
ホテルのような非日常空間を普段の生活に取り入れることで、仕事や学校から疲れて帰ってきたときでも心身ともにリラックスして帰宅後の時間を過ごせるようになります。
高級感やおしゃれさが感じられる
ホテルライクな空間は、高級感のあるインテリアを取り入れ、壁面にアート作品を設置したり、大理石やタイルを使ったりして空間づくりを行います。
高級感・重厚感のある素材やインテリアを部屋のあちこちに配置することで、一般的な住宅とは一味違った高級感のあるおしゃれな空間になるでしょう。
自宅をこだわりの詰まった空間にすることで愛着がわき、家で過ごす時間が楽しくなるのもメリットです。
掃除しやすく、きれいな状態を保ちやすい
ホテルライクな空間は、無駄なものをなくし、生活感の出やすいものは隠す収納を活用するのが基本です。
物が少なく配置が決まっているので、物が床に置きっぱなしになったり、机の上に出しっぱなしになったりすることがなく、整理整頓された状態を維持しやすいのがメリットといえるでしょう。
掃除機をかけるときも電源コードやゴミ箱が邪魔にならず、ストレスなく清潔な環境を維持できます。
ホテルライクな部屋に合うアイテム
ホテルライクな空間を作るポイントについて解説しましたが、ここではホテルライクな空間を演出するために取り入れたい、アイテムを紹介していきます。
クッション・枕
ホテルのソファやベッドには、複数のクッションや枕が配置されており、自宅で真似するとホテルライクな空間に近づきます。
ただ、クッションや枕を適当に配置するのではなく、「スタッキング」または「スタンディング」という置き方を意識しましょう。スタッキングとは、枕を寝かせたまま重ね、枕の手前にクッションを立てておく方法です。一方、スタンディングはクッションや枕を立てて重ねる方法であり、置き方によって印象が変わるので、好みの置き方を選びましょう。
また、クッションや枕はインテリアの一つとして見られるので、クッションカバーや枕カバーの素材やデザイン、色味なども部屋の雰囲気に合わせて選ぶのがおすすめです。
観葉植物
ホテルライクな部屋は、シックな色をベースに構成すると解説しましたが、シックな色やホワイト、ブラックなどで統一された部屋はやや無機質になりがちです。
しかし、色をプラスしようとインテリアで奇抜な色を取り入れるのは全体のバランスが崩れやすいため、観葉植物を配置して色をプラスするのがおすすめです。
観葉植物のグリーンがほどよいアクセントになり、無機質な空間のなかにさりげない温かさをプラスしてくれます。
アート作品
ホテルのロビーや廊下、客室をイメージしてみると、さまざまなところにアート作品が取り入れられているでしょう。壁面の絵画をはじめ、オブジェや花が飾られていることもあります。
アート作品は生活に欠かせないものではありませんが、あえてプラスすることで非日常感を演出できてホテルライクな空間に近づきます。
室内のデザインやインテリアに合わせる、テーマを決めてアート作品をそろえる、季節ごとに組み合わせを変えるなど、工夫することでセンスを感じられる空間を目指せます。
タイル
一般的な住宅はクロスを貼っているケースが多いですが、ホテルライクな部屋を目指すなら壁の素材にもこだわりましょう。
たとえば、テレビの背面の壁をタイル張りにすると、部屋全体の雰囲気ががらりと変わって高級感やおしゃれさをプラスしてくれます。一口にタイルといってもシンプルでクラシックなものから、モダンなもの、ナチュラルなものまで豊富なデザインや質感があるので、目指すホテルの空間に合わせて選択するのがおすすめです。
まとめ
今回はホテルライクな部屋を作るポイントや取り入れたいアイテムなどを解説しました。
ただ、一口にホテルライクといっても、アリゾートホテルやクラシックホテル、デザイナーホテルなどさまざまな種類があります。まずテイストを決め、ポイントを押さえてプランニングをするようにしましょう。
なお、ホテルライクに家づくりをする際は、施工実績の豊富な施工店に依頼するのがおすすめです。Kaya styleハウスは「リゾートを日常に」をコンセプトに、南国リゾートに暮らしているかのような心地よい住まいを提案しています。
リゾートホテル風の住まいを目指す方は、ぜひ弊社へお気軽にご相談ください。