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【実例あり!】おしゃれな注文住宅を建てるためには?ポイントや注意点を解説

2023年2月22日

注文住宅は、施主が外装・内装デザインを自由にコーディネートできることが醍醐味の一つです。

せっかく注文住宅を建てるなら、おしゃれでデザイン性の高い住まいにしたいと考えている方も多いでしょう。しかし、注文住宅は決める箇所が多いことに加え、選択肢も豊富であるため、頭を悩ませる方も少なくありません。

そこで今回は、

  • 注文住宅のデザインにかかわる8つの視点
  • おしゃれな注文住宅を計画するうえで、失敗しないための6つのポイント
  • おしゃれな注文住宅の実例

について解説していきます。簡単に実践できる内容もありますので、「おしゃれな家で暮らしたい!」と考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

【デザイン面】注文住宅のデザインにかかわる8つの視点

注文住宅は自由度の高さが魅力ですが、おしゃれさにこだわるときは「デザインに関係するポイント」を理解しておくことが重要です。

たとえば、住宅の基礎や構造躯体そのものはデザイン面にはかかわらないポイントですが、一方でデザイン面に関係するポイントもあります。

おしゃれさを追求する場合は、どのポイントがデザイン性に影響を与えるのかについて理解し、そのポイントを意識して家づくりを進めていくことが大切です。

建物のシルエット

建物のシルエットは、家の第一印象にかかわる重要な要素です。家の形が複雑になりすぎると落ち着きのない印象になってしまうため、基本は正方形や長方形などシンプルな形を採用するのがおすすめです。

シンプルな形状の建物は長年住んでも飽きがこないうえに、エクステリアと調和しやすいなどの魅力があります。

なお、四角い形の建物の一部を凹ませて中庭を設ければ、外観はシンプルな四角い形のままで好みの空間を採用できます。シンプルな形をベースに、土地の形や間取りを考慮してアレンジすれば、外観と室内のバランスを取りやすくなります。

屋根

屋根もデザインに影響を与えるポイントの一つであり、同じ形状の建物でも、どのような屋根の形状にするかによって印象が大きく変わります。屋根も建物のシルエットと同様に、できるだけシンプルにするほうが、おしゃれな印象を与えやすくなります。

【基本的な屋根の形とデザインの印象】

屋根の形 デザイン面の印象
片流れ屋根 見る角度によって印象変化が楽しめる
屋根の勾配によって見た目が変わる
陸屋根(フラットルーフ) 屋根らしい屋根ではないため、シンプルでモダンな印象、洗練された印象にしやすい
寄棟屋根 重量感・安定感のある印象で、落ち着いた雰囲気が出る
切妻屋根 シンプルな形状だからこそ、和風から洋風の家まで適している

このように屋根は形状によって印象が大きく変わりますが、太陽光パネルを設置できる容量や雨樋の設置の仕方、メンテナンス性、コストなども異なります。さまざまな要素を検討して総合的にバランスのよい屋根の形状を選ぶようにしましょう。

外壁

外壁は、採用する外壁材の種類や質感、色などで印象が変わります。

たとえば、重厚感や高級感を演出したい場合はタイルやレンガなどが採用されるケースが多く、木のあたたかみがあるナチュラルな印象にする場合は、木製のサイディングなどが用いられます。

外壁材の種類や色、素材の組み合わせに加え、屋根や窓、ドア、外構などとのバランスも重要になります。

玄関

玄関はゲストが家の中に入る最初の空間であり、“家の顔”とも呼ばれます。素敵な玄関であれば住まいへの期待感も高まるでしょう。

屋外と家の中をつなぐ重要なポジションでもあるため、家の外観と内観をうまく融合させることで、住まい全体に統一感をもたらします。

玄関を吹き抜けにして開放感を演出したり、間接照明を使っておしゃれな空間に仕上げたりと、あまり広くない空間でも工夫できるポイントが多くあります。

窓も玄関と同様に、家の中と外をつなぐ役割をもっています。

窓は空気を入れ替えたり、採光を取り入れたりする機能性もありつつ、窓の大きさや位置、形、素材、サッシの色さらにはカーテンによって印象が変わるというデザイン性も持ち合わせています。

窓は大きければよいというものではなく、採光や風通し、防犯面などを意識しながら、デザイン面も考慮して採用することが重要です。また、間取りだけを見て窓の位置を決めるのではなく、外から見たときのバランスも確認しておくようにしましょう。

内装

注文住宅では、さまざまな内装の打ち合わせを行い、採用する色やデザインを決めていきます。

床材やクロス、天井材、建具、巾木、ドア枠、窓枠、見切り材などを内装の打ち合わせで決めていくのですが、項目が多すぎて混乱することも少なくありません。

ただ、内装は室内の雰囲気や空気感、印象に影響を与える重要なポイントであるため、統一感を意識しながら検討するようにしましょう。

間取り

間取りはデザイン性に加え、暮らしやすさにも影響するポイントとなります。

たとえば、同じLDKの広さであっても、長方形かL字にするにかによって広さが違うように感じたり、吹き抜けを採用することで開放感が得られたりします。このように同じ大きさの建物でも、間取りを工夫することでデザイン性や空間の印象が変わるのです。

ただ、間取りは生活導線も意識し、暮らしやすさにも配慮することが大切です。

照明・インテリア

照明やインテリアも、内装のデザイン性を高めるために欠かせない要素です。

照明は明るさを確保するのはもちろんのこと、明かりの色や明るさ、どこを照らすのか、照明そのもののデザインなどによって印象が変わります。デザイン性を重視するなら、間接照明を仕込んで天井や壁を照らし、その反射光を利用するのがおすすめです。

ただ、勉強をしたり、料理をしたりするような明るさが必要な場所には適さないため、ライフスタイルを意識しながら照明計画を考えましょう。

また、インテリアも空間コーディネートに関係するポイントになります。内装デザインに合わせて、全体のバランスを意識しながらインテリアを検討しましょう。

 

おしゃれな注文住宅を実現するための5つのポイント

ここまで、どのような要素が住宅のデザイン性に影響するのかについて解説しました。

ここでは、おしゃれな注文住宅を実現するために押さえておきたい5つのポイントを解説します。

テーマを統一する

「おしゃれな家にしよう!」と決めて家づくりをする前に、まずは住宅のテーマを決めることが重要です。

おしゃれだと感じるかどうかは人によって異なるため、一概に定義を決めることはできませんが、統一感がある空間はおしゃれな印象を持たれやすくなります。

たとえば、モダンテイストとリゾートテイストはそれぞれおしゃれなデザインの一つですが、二つのテイストが同じ空間に混在していると雑多な印象になりがちです。

そのため、まずはテーマを決めたうえで、テーマに沿って計画を進めることがポイントといえるでしょう。

リビングは開放感を持たせてゆとりある空間に

家族やゲストが長時間過ごす場所であるリビングは、住まいの印象を決める重要なポイントとなります。

先ほど解説したテーマに沿った家づくりに加え、リビングは開放感を持たせてゆとりある空間にするのがポイントです。たとえば、吹き抜けやリビング階段などがあると、視線が抜けておしゃれな印象を与えやすくなります。

また、照明や窓、採光の取り方を工夫して開放感をも持たせることで、おしゃれさを演出する方法もあります。

ただ、吹き抜けやリビング階段は冷暖房効率が悪くなるのが注意点です。シーリングファンを設置したり、気密性・断熱性の高い断熱材やサッシを選んだりして対策するのがおすすめです。

間接照明を取り入れる

照明は「直接照明」と「間接照明」の2種類に分けられます。

直接照明は、照明を聞いてイメージするような光源が見えるタイプの照明です。

一方で間接照明は、光源が直接見えず、壁や天井を照らしてその反射で空間に光を灯す方法です。間接照明の魅力は、ドラマチックな雰囲気や高級感を演出しやすいことでしょう。

照明計画では直接照明だけでなく、間接照明も採用することでおしゃれな空間を実現しやすくなります。

生活感の出やすい水回りを工夫する

水回りの設備は、毎日使用することもあり生活感の出やすい場所です。

キッチンや脱衣所などは、使ったものを出しっぱなしにしてしまうことも多いのではないでしょうか。出しっぱなしが常態化すると、生活感が出ておしゃれさが失われてしまいます。

そこで水回りは使い勝手のよい動線や、収納を十分に確保することを意識し、清潔な状態を維持できるよう工夫しましょう。

素材にこだわる

床材やインテリアの素材にこだわることも、おしゃれな家を実現するポイントの一つです。

たとえば、単一木材を切り出してできている無垢床は、木の自然の風合いや素材感が出るという特徴があります。フローリングと無垢床を比べてみると、触り心地や質感、足に伝わる温度にも違いがあります。

このように、床材やインテリアの素材にこだわることで、素材そのものの風合いが生かされたおしゃれな空間になります。すべてのインテリアにこだわるのはむずかしい場合は、メインとなるソファやテーブルなどを意識してみましょう。

おしゃれな注文住宅にするために!失敗しない5つのポイント

注文住宅は自由度の高さが魅力ですが、なんでも自由に決められる分、「失敗したらどうしよう」と不安に感じることもあるでしょう。

ここでは、おしゃれな注文住宅を実現するために注意すべきポイントを5つ解説します。

流行りに左右されない

注文住宅のデザインにも流行りがあり、SNSなどで情報収集をすると流行りの住まいが魅力的に思えることもあるでしょう。

しかし、本当にライフスタイルに合っているのか、数十年住み続けても飽きないのかといった視点を大切にすることが大切です。

もちろん、積極的に情報収集をして、流行りのものや新商品を採用することで生活が豊かになることもあります。ただし、反対に自分自身の暮らしに合わないものを採用してしまう可能性があることに注意しておく必要があります。

デザイン性だけにとらわれない

せっかく注文住宅を建築するなら、おしゃれな家にしたいと考えるものですが、デザイン性だけにとらわれないことも注意点の一つです。

というのも、デザイン性ばかりを優先すると、動線や耐震性、気密性、断熱性といいた暮らしやすさや住宅性能を落としてしまっている可能性があります。

たとえば、リビングに大きな開口を設けることで開放感を得られますが、断熱性や気密性が低くなりやすく、さらに周囲の視線が気になりやすいなどのデメリットも生じやすくなります。

デザイン性を高めることで、どのような注意点があるのかを常に意識し、総合的なバランスを考えるようにしましょう。

ライフスタイルの変化を想定しておく

家づくりをする際、現状の家族構成やライフスタイルだけを考えるのではなく、将来を見据えて計画することが大切です。

たとえば、おしゃれな空間を演出しやすいダウンフロアのリビングは、将来、ロボット型掃除機が使えない、小さなお子様が段差で転びそうになって危ないといったことで後悔するケースも考えられるでしょう。

このように、家族構成やライフスタイルが変化することで使い勝手が悪くなるデザインもあり、結果的に住みづらい家になるケースも少なくありません。

周辺環境を考慮する

一戸建ては建物本体だけでなく、エクステリアや周辺環境で構成される住環境といえます。

周囲住宅や街並みと調和する住まいとエクステリアを計画することで、よりオシャレさが際立ちます。

周囲とうまく馴染み、おしゃれさが際立った住まいは、愛着を持って暮らせるようになるでしょう。

細かくイメージを伝える

家づくりにおいて、何を重要視するのかは人によって異なります。

ただ、家づくりのパートナーである施工店には、住まいのイメージをしっかりを共有するようにしましょう。

ぼんやりとしたイメージではなく、可能な限り細かくイメージを伝え、なぜ家づくりをしようと思ったのか、どのような暮らしがしたいのかなども伝えるのがおすすめです。

「自分と家族にとって最高の家」をきちんと共有できれば、家づくりのパートナーである施工店が最適な提案をしてくれるはずです。

 

【実例集】おしゃれな注文住宅

最後に、おしゃれな注文住宅の実例を紹介します。

おしゃれな注文住宅:リビングとテラスがフラットにつながり開放感ある空間

リビングからテラスがフラットにつながっていることで、中と外のつながりを感じられる設計が特徴の事例です。

窓を閉めていても、開口が大きいためリビングを広く見せられます。また、テラスとリビングが白を基調とした色味で統一されていることで、洗練された印象があります。

おしゃれな注文住宅:スケルトン階段で奥行きのある玄関に

家の顔と言われる玄関のおしゃれな事例です。

シンプルになりがちな玄関ですが、あえてスケルトン階段を玄関の奥に設置することで、視線が奥に抜けて広く見せる工夫がされています。

さらに、スケルトン階段の奥に観葉植物があることで、清涼感とリラックス感も演出しています。

おしゃれな注文住宅:色とテイストが統一されたリビング

こちらは天井に勾配を付けることで、空間の広がりを感じられるリビングの事例です。

また、ブラウンをベースカラーとし、クロスはホワイト、インテリアでアクセントカラーをプラスするというカラーバランスのよい空間です。さらに、間接照明を採用して天井を照らすことで、柔らかい空間を演出しています。

まとめ

今回はおしゃれな注文住宅について解説しました。

注文住宅は自由度が高く選択肢が多い分、迷ってしまうケースも少なくありません。しかし、どのようなポイントがデザインに影響するのか、さらに注意すべきポイントを押さえておくことで、理想の住まいを実現しやすくなります。

なお、Kaya styleハウスは「リゾートを日常に」をコンセプトに、南国リゾートに暮らしているかのような心地よい住まい、エクステリアを提案しています。開放感のある空間や間接照明を活用した提案など、おしゃれな家づくりの提案も得意です。

「せっかく注文住宅を建てるなら、おしゃれな家にしたい!」という方は、ぜひ弊社へお気軽にご相談ください。

 

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