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庭にヤシの木を植えておしゃれな印象に!ヤシの木の種類や費用相場、実例を紹介

2023年9月13日

注文住宅では、外構も自由に決められるため、リゾートホテルのようなスタイルを目指してヤシの木を植えたいと考えている方もいるでしょう。

ただ、ヤシの木はあまり身近な植物ではないこともあり、どのような種類があるのか、価格相場やデメリットなどがイメージできないことも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、庭におすすめのヤシの木の種類や価格相場、実例などを解説します。

 

 

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シンボルツリーにおすすめのヤシの木の種類3選

念願のマイホームを購入したら、外構もおしゃれにしたいものでしょう。

一口に外構といってもさまざまなデザインがあり、なかでもリゾートホテルのようなリラックスした雰囲気は人気があり、ヤシの木を植えたいという方も一定数います。

では、シンボルツリーとして一戸建てに庭に植えたい、おすすめのヤシの木の種類を解説します。

ココスヤシ

もっともポピュラーでよく知られているココスヤシは、育てやすいヤシの木として人気です。

ココスヤシは成木なら-7℃まで耐えられます。群馬県前橋市では最も寒い時期でも最低気温が-5℃なので、寒さが厳しい日本の冬でもエリアによっては育てられるでしょう。また、ココスヤシは成長スピードが遅いため、時間をかけて成長を見守りたいという方におすすめです。

なお、成長すると高さ4m以上になるため、広めの庭に植えるのが最適ですが、鉢植えであればそれほど大きくならないため、小さめの庭や玄関先に置くのに適しています。

ソテツ

ヤシの木といえば、バリ島やハワイなどの南国に生えているイメージがありますが、ソテツは沖縄に自生しているヤシの木の種類です。

ココスヤシと同様に、ソテツは成長すると4m程度の高さになるため、比較的大きな庭に植えるのがよいでしょう。寒さにはあまり強くないため、冬に枯れないようにするために防寒対策が必要になります。

なお、ソテツは開花が貴重であり、花が咲く様子は10~15年育ててやっと見られるといわれています。大切に育てたソテツの開花を見ることができれば、家族の思い出になるでしょう。

カナリーヤシ

カナリーヤシは、カナリア諸島原産で、緑色の葉とまっすぐに伸びた様子は迫力があり、まさに南国のヤシの木の代表ともいえる存在です。

成長すると高さは15mほどになることもあるため、広い庭が必要になりますが、1本あるだけでリゾート感あふれる庭になります。高さとボリュームを活かして、シンボルツリーとしての存在感を十分に発揮してくれるでしょう。なお、カナリーヤシは寒さに比較的強く、日本の気候(関東以南)であれば育てられます。

ただし、植え付けに大きなスペースとクレーンが必要であったり、実の処理に手間がかかったりする一面もあるため、慎重に検討してから植えることをおすすめします。

そのほかヤシの木の種類

ヤシの木といえば、ココナッツが取れるというイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

しかし、ひとえにヤシの木といってもさまざまな種類があり、シンボルツリーとしておすすめしたヤシの木でココナッツが収穫できる種類はなく、実際は「ココヤシ」という種類のヤシの木から収穫できます。

ここでは、代表的なヤシの木の種類を紹介します。日本の気候で育てられるものもあるため、ぜひ検討してみてください。

ココヤシ

南国地方原産のココヤシは、ココナッツの実がとれるヤシの木として知られています。

日本の気候では、特に本州や四国、九州ではココナッツの実をとるのは難しいですが、沖縄などの温暖な地域ならば育つ場合もあります。

また、小さなココヤシは屋内インテリアとして育てることも可能で、南国の雰囲気を楽しめる観葉植物として人気です。

ワシントンヤシ

アメリカ合衆国南西部からメキシコ北西部原産のワシントンヤシは、成木なら20m以上にもなることもあり、迫力がある品種です。かなり大きくなるため、一般的な広さに庭で育てるのはむずかしいでしょう。

ただ、乾燥や高温、寒さに強いので、十分なスペースがある庭ならおすすめの品種といえます。

ナツメヤシ

ナツメヤシはデーツというドライフルーツの実が得られるヤシの木として知られています。

ナツメヤシの成長はゆっくりで、少しずつ成長してく様子を楽しめる品種です。大きいものは30m以上にも達することがあるため、敷地が広い場所で植栽するようにしましょう。

サバルヤシ

アメリカ大陸原産のサバルヤシは、耐寒性に優れており、-10℃まで耐えられる特性を持っています。

そのため、エリアによっては日本でも育てられる品種です。さらに、寒さに強いだけでなく、耐暑性、耐乾燥性、そして耐風性も持つ強靱なヤシの木です。網目のように交差する独特の幹肌も魅力的な特徴となっています。

シュロの木

シュロの木は、幹径が10~15cm、高さは3~7mまでの成長する品種で、比較的小さめの品種です。さらに、成長速度が遅く、1m育つのに30年以上の時間がかかることもあるため、あまり高さが必要でない場所に適しています。

なお、耐寒性を持っているため、日本の気候下でも比較的簡単に育てることができます。育てる上での手間も少なく、自然に降る雨だけで十分に育つことが多いため水やりはほぼ不要です。

ヤシの木の値段の相場

さまざまなヤシに木の種類を紹介しましたが、「ヤシの木の値段でどのくらい?」と費用面について気になる方も多いのではないでしょうか。

ここでは、ヤシの木の値段の相場について解説します。

小さなヤシの木の場合

小さなヤシの木や苗の場合、3千円~10万円ほどが一般的な相場となります。

小型のものであれば通販やホームセンターで購入でき、苗から育てていくため成長を楽しめることがポイントです。しかし、品種によっては成長スピードが遅いため、イメージするようなヤシの木になるまで何年もかかることがあります。

また、苗や小さな木の状態は成木よりも弱いため、品種によってはこまめに水やりが必要であったり、寒さや風などで成木になるまでに枯れてしまったりすることがあります。

手間をかけたくない、今すぐに大きなヤシの木を植えて外構を完成させたいといった場合は、すでに成長している大きなヤシの木の購入を検討しましょう。

大きなヤシの木の場合

大きなヤシの木の値段相場は幅があり、安いものであれば10万円前後、高いものだと100万円を超えるものも存在します。

人気のココスヤシを一般的な住宅に植える場合、20~50万円が相場となるでしょう。というのも、大型のヤシの木になると、運搬に大型トラックが必要になったり、植え付けに重機が必要になったりするため、高額になりがちなのです。

また、販売場所から自宅までの距離によっては、運搬や植え付けの工賃としてさらに2~10万円ほど必要になることがあります。

大きなヤシの木を植えるのは高額な費用がかかりますが、枯れる心配が少ない、施工してすぐにリゾート気分を味わえるなどの魅力があります。

ヤシの木の植える前に知っておきたいデメリット

庭にヤシの木があれば、自宅にいながらバリ島のリゾートホテルにいるような気分を味わえます。

仕事やプライベートで疲れても、自宅に変えれば非日常感あふれるリラックスムードに切り替えられるのは、ヤシの木ならではの魅力でしょう。

しかし、自宅の庭にヤシの木を植えるのは、メリットだけではありません。ここでは、ヤシの木を植えるときに知っておきたいデメリットを解説します。

葉や実のメンテナンスや処理が大変な場合がある

ヤシの木は見た目の美しさや独特の雰囲気を楽しむことができますが、管理に手間がかかりやすいことはデメリットの一つです。

たとえば、葉が老化して落下したり、ヤシの木の種類によっては実が成るため、実が落ちたときの処理やメンテナンスが必要になったりします。落ちた果実を放置していると、見た目が悪くなるだけでなく、害虫の発生源となる場合もあるため、放置しておくのはおすすめしません。

このように、ヤシの木から落ちる葉や実のメンテナンス・処理に手間がかかるのは、デメリットといえるでしょう。

伐採・伐根が簡単にできない

ヤシの木は、品種によっては15~20mほどに成長するものもあり、周囲の家や植物に影響するなどの理由で伐採や伐根が必要になることがあります。

しかし、ヤシの木の伐採や伐根はDIYでは行えません。根が広範囲に張り巡らされているうえに高さがあるため、伐採・伐根作業は専門業者に依頼する必要があります。

万が一、伐採・伐根が必要になったときに、自分自身では管理できないことは注意点といえるでしょう。

比較的広い庭が必要になるケースが多い

ヤシの木は種類にもよりますが、大きく成長する品種が多い傾向にあります。

そのため、地植えの場合は小さな庭や限られたスペースに植えるのはむずかしい場合が多く、十分な広さのある庭を持っていることが一つの条件となります。どんなに植えたくても、スペースの問題で植えられないケースがあるのはデメリットといえるでしょう。

また、隣の家との距離が近い場合、ヤシの木の成長に応じて伐採などのメンテナンスが必要になることも考慮しておく必要があります。

ヤシの木を植えているおしゃれな外観の家の事例

最後に、ヤシの木を植えているおしゃれな外観の家の事例を見ていきましょう。

実例1:モダンなテイストとヤシの木のバランスが取れた外観

2階建てのアーバンリゾートスタイルの住まいとヤシの木を合わせた外観となっています。

1階のリビングやテラス、2階のベランダなど、どこから見てもヤシの木をはじめとするリゾート風の植栽が目に入り、リラックス気分を味わえます。

実例2:トラディショナルな平屋にヤシの木を合わせた外観

日本の住まいらしい平屋に、石の塀やカナリーヤシ、たくさんの植栽を合わせて、バリのヴィラにいるような雰囲気を出した外観です。

リビングやテラスからカナリーヤシの葉や植栽が見えるように設計されているため、家の中からもリゾート気分が味わえます。

まとめ

今回は、庭に植えるのにおすすめのヤシの木の種類や価格相場、実例などを解説しました。

ヤシの木を植えることでリゾート気分が味わえるなどの魅力がある一方、種類によって必要なメンテナンスや成長スピード、どのくらい大きくなるのかなどが異なるため、最適な種類を選ぶことが大切です。

また、Kayu styleハウスは群馬県を中心にリゾートスタイルの住まいを提案しています。ヤシの木に関する知識も豊富であり、要望や予算に合わせて、ヤシの木を含む外構プランを提案可能です。

モデルハウスにもヤシの木を植えており、実際に外構として採用した場合の様子をご覧いただけます。ぜひお気軽にご相談ください。

 

 

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