リゾート風でオシャレな空間!リゾート風の空間とインテリアで憧れの部屋を実現しよう
2023年2月15日
「注文住宅を建てるなら、リゾートホテルのような空間にしたい」
「せっかくの注文住宅は、人と被らないバリのリゾートホテルのようなリラックスできるスタイルにしたい」
など、家づくりではさまざまな夢を思い描いている方も多いのではないでしょうか。注文住宅の醍醐味は自由度の高さのため、どのような空間で暮らすのかイメージしただけでワクワクするものでしょう。
ただ、リゾートホテルのようなオシャレな住まいにしたいと思っても、「どのように工夫すればいいのか分からない」と悩む方も少なくありません。
そこで今回は、
- リゾート風とは何か
- リゾートスタイルのテイスト6選
- マイホームでリゾート風の部屋を実現するためのポイント
- おしゃれなリゾート風の住まい
を解説していきます。家づくりが初心者の方でも参考にできる内容のため、ぜひ最後までご覧ください。
リゾート風とは?
リゾート風とは、リゾート地にあるホテルのような空間を再現した住まいのことです。
「リゾートホテル」と聞いて思い浮かべるのは、バリ島やプーケット、地中海、ハワイなどの海沿いで、オーシャンビューを眺めながら開放感を味わえる空間をイメージするのではないでしょうか。
リゾートホテルは、海沿いという立地を生かし、吹き抜けや大開口などで開放的な空間を演出しつつ、リゾートテイストに合う家具が採用されています。そして、非日常や特別なリラックス感を得られる空間となっています。また、空間と調和するようにインテリアにもこだわられているのも特徴です。
そのようなリゾートホテルを自宅で再現するのが、リゾート風の住まいです。「リゾート風の住まいにしたい!」と考えている方の多くは、自宅で「リラックス感」「開放感」「非日常感」を求めているのではないでしょうか。
ただ、リゾート風といっても、アジアンテイストやハワイアンテイスト、フレンチリゾートテイストなどさまざまなタイプがあります。リゾート風をコンセプトに家づくりをする際は、どのようなテイストを目指すのか決めておくと、統一感のいる空間づくりがしやすくなります。
【テイスト別】リゾートスタイル6選
リゾートスタイルは主に6つのテイストがあります。
同じリゾートスタイルでも、どのような色、インテリアを採用するのかによって、全く異なる印象になります。とくにインテリアは国の特徴が表れやすいポイントです。一つひとつ確認していきましょう。
アジアンリゾートスタイル
バリやプーケットなどのリゾートホテルに代表されるアジアンリゾートスタイルは、暖かみのあるナチュラル素材と色味が特徴です。
竹やヒヤシンス、木などの天然素材を使ったインテリアに、壁面や天井などにもアクセントとして天然素材が使用されています。また、クッションカバーやラグなどは、エスニックの風合いが強い柄のもの取り入れると、一気にアジアンテイストが強まります。
そのほか、観葉植物で緑をプラスすると、リラックス感を演出できます。
ハワイアンリゾートスタイル
ハワイといえば、青い海と青い空、そして南国の草木の印象が強く、そんなハワイの雰囲気にぴったりなのがハワイアンリゾートスタイルです。
ハワイアンリゾートスタイルの部屋をテーマにする際、南国のトロピカルなカラーを配色する必要はなく、ビーチを連想させる明るいベージュや白、淡いグリーンなどナチュラルなカラーをベースに、観葉植物やハワイアンテイストの小物をプラスするのがコツです。
さらに、家具はチークやマボカニー、ラタンなどの自然素材を使用した家具がおすすめです。
フレンチリゾートスタイル
フレンチリゾートスタイルは、ホワイトをベースカラーとし、さらに落ち着いた色味のライトグレーやミディアムグレーなどと合わせた空間に仕上げます。
曲線を描くエレガント家具や小物、食器を配置したり、生花を飾ったりするとフレンチリゾートスタイルらしい空間になります。
家具はクラシカルでもモダンでも合いますが、生地や素材にこだわるのがおすすめです。目立たない部分までしっかりとこだわることで、高級感のあるフレンチリゾートスタイルの空間になります。
地中海リゾートスタイル
地中海リゾートスタイルは、地中海に面したヨーロッパや北アフリカ、中東諸国などで見られるリゾート感たっぷりの部屋のことです。
白を基調としながら、地中海の鮮やかな海を連想させるように、部屋にも濃いブルーがアクセントカラーとして使用されているのが特徴です。
さらに、個性的な柄のタイルや絵画、芸術作品を飾ったり、お風呂場や玄関に植物を飾ったりして、凝った空間づくりがされています。
西海岸リゾートスタイル
西海岸とは、アメリカの西側の海沿いでカリフォルニアやサンフランシスコ、ロサンゼルスなどのエリアを指します。西海岸は温暖な気候と美しいビーチ、のんびりとした雰囲気が特徴のリゾート地です。
西海岸リゾートスタイルを作るポイントは、海や空を連想させるブルーを使用したり、それに合う小物をコーディネートしたりして、ほどよくリラックスできる空間にすることです。
白を基調とした空間に、青の中でも明るめのターコイズブルーやデニムのような濃いブルーをクッションカバーや小物などでアクセントとして配色します。そして、ウミガメや貝殻、砂などのアイテム、マリンスポーツをイメージさせるサーフボードなどをディスプレイとして置いておくと、一気に西海岸リゾートスタイルの空間になります。
アーバンリゾートスタイル
アーバン(urban)とは、「都会的」という意味の英語で、都会的な洗練された空間とリゾートホテルのようなリラクゼーション空間をほどよく組み合わせているのがアーバンリゾートスタイツです。
都会的でシックな雰囲気のインテリアを採用しつつ、大開口やガーデンを設置してリゾート感を演出します。たくさんの色を組み合わせると都会的な印象ではなくなってしまうため、白、黒、グレーなどのベーシックなカラーを基調とし、アクセントとしてリゾート感を演出する観葉植物などを配置するのがおすすめです。
マイホームでリゾート風の部屋を実現するためのポイント
リゾートホテルのような空間に憧れているものの、自宅で再現するのはむずかしいと感じている方も多いのではないでしょうか。
しかし、いくつかのポイントを押さえておくことで、オシャレなリゾート風の空間を実現しやすくなります。ここでは、実際にリゾート風の空間やリゾートインテリアを再現するためのポイントを7つ紹介します。
テーマを決める
部屋の内装やインテリアコーディネートを考える際、インターネットやSNSなどで情報収集したり、打ち合わせでパンフレットやカタログを見たりして採用するアイテムを決めていきます。
その際、コンセプトやテーマを事前に決めておくことがおすすめです。リゾート風インテリアといっても、アジアンテイストにするのか、ハワイアンテイストにするのかによって採用するアイテムが変わるからです。
テーマを決めないまま情報収集すると、どれもよく見えてしまい、最終的に統一感がなくなって雑多な印象の空間になりがちです。統一感のあるオシャレで洗練された空間にするためにも、事前にテーマを決め、テーマにそったアイテム選びをしましょう。
素材にこだわった家具を主役に
部屋の印象は、主役となる家具に左右されます。
部屋に入る際、最初にどこに視線が向くかを考え、その場所にある家具を主役としてこだわるのがおすすめです。たとえば、アジアンリゾートスタイルのコーディネートにする場合は、自然素材をそのまま生かした家具を配置することで、贅沢感のあるリゾートホテルのような空間が演出できます。
すべての家具にこだわるのは予算的にむずかしくても、主役にする家具を決めてこだわることで、失敗しないコーディネートが完成します。
寝具と家具の配置をシンメトリーに
リゾートホテルの寝具は、左右対称になるようシンメトリーになっているのをご存じでしょうか。シンメトリーにすることで、安定感や調和を演出する効果があり、重厚感や高級感のある印象をもたらします。
寝室のベッドを左右対称に配置することに加え、クッションや照明、サイドテーブルなどをふたつずつ揃えてシンメトリーの空間を作ってみましょう。さらに、間接照明やベッドストロー、ベッドスプレッドなどをプラスすると、より特別感のある寝室になります。
リゾートホテルのような空間で毎日睡眠を取れれば、心が落ち着いて疲れがしっかりとれます。
レイアウトにこだわる
たとえ部屋が狭くても、家具やインテリアのレイアウトを工夫することでリゾートホテルのような空間になります。
リゾートホテルは開放感のある空間がポイントの一つですが、開放感のある空間にするにはインテリアの高さと奥行きを揃えるのがポイントです。実際にリゾートホテルでも、入口から高い家具→低い家具の順に配置し、自然が部屋の奥まで抜けるように工夫されているケースが多くあります。
また、ローテーブルやローソファなど、インテリアの高さを揃えることですっきりとした印象になり、部屋全体を広くみせるのも工夫もあります。
空間に余白を持つ
リゾートホテルは窓の先に視線が抜けるよう、余白を意識した空間づくりがされています。
住宅は生活する場所のため、便利さを求めて家具や物をいろいろな場所に置いてしまいがちです。しかし、物や家具が適当に配置されている空間は、雑多な印象になってリゾート風の空間とは相反する印象になってしまいます。
便利さも大切ですが、生活に必要なものだけを採用し、余白を意識しながら部屋をコーディネートするようにしましょう。
テーマに沿ったカラーコーディネートをする
リゾートインテリアは、カラーコーディネートが重要なポイントの一つです。
たとえば、アジアンリゾートテイストは、カラフルなエスニック柄をアクセントで採用しているカラーコーディネートが多く見られます。自宅の場合、ソファやクッションカバー、ベッドなどをカラーコーディネートすると、統一感が出て部屋の印象がガラリと変わります。
家具は簡単に買い替えることができませんが、ファブリックは簡単に変更できるので、気分や季節に合わせてカラーコーディネートを変更してみるのもよいでしょう。
その際、適当にカラーを選択するのではなく、リゾートスタイルのテーマを決めてから、カラーコーディネートするのがおすすめです。
リゾート感を演出するインテリアと照明をプラス
より完成度の高いリゾート空間を演出するには、テイストに合ったインテリアと照明を採用するのがおすすめです。
観葉植物やオブジェ、アート、間接照明などをうまく採用することで、リゾートホテルのような空間になります。ただ、照明は部屋全体を照らしたり、手元を照らしたりする「機能性」と、落ち着きのある空間を演出する「ムード作り」という二つの役割を兼ね備えているのがポイントです。
どちらか一方の役割にかたよることなく、バランスのよい照明計画を考えようにしましょう。リゾートホテルを意識するなら、アートを照らしたり、ほどよく電球色を採用したりするのがおすすめです。
【実例集】おしゃれなリゾート風の住まい
最後に、オシャレなリゾート風の住まいの実例を紹介します。
リゾート風の住まい実例1
癒しと開放感あふれるアーバンリゾートスタイルの住まいです。
ペニンシュラキッチンのワークトップとソファなどの高さを揃えることで、ダイニングの位置から、リビング、中庭まで視線が抜けて開放感ある空間が演出されています。
奥に見えるリゾートテラスは、石畳と緑に包まれて、非日常を味わえる空間になっています。
リゾート風の住まい実例2
バリのリゾートホテルを思わせるような寝室の実例です。
重ね折り天井が印象的な空間に、ベッドとクッション、収納扉がシンメトリーに配置されています。さらに、壁紙やカーテンにアジアンテイストを思わせるデザインが採用されており、さまざまなポイントが工夫されていることで、高級感あふれる空間に仕上がっています。
リゾート風の住まい実例3
自然の風合いを生かしたダイニングテーブルを主役にした実例です。
アジアンテイストをテーマに、観葉植物やオブジェ、エスニックテイストのクッションカバーなどがバランスよく採用されています。ただ、アクセントを加えながらも、主役であるダイニングテーブルの魅力は損なわないようにコーディネートされているのがポイントです。
リゾート風の部屋で憧れの暮らしを実現しよう
リゾート風の住まいとは、リゾート地にあるホテルのような空間を再現した住まいのことです。
ただ、一口にリゾート風といっても、アジアンテイストや地中海テイスト、ハワイアンテイストなどさまざまな種類があります。まずテイストを決めてからプランニングをするようにしましょう。さらに、後悔しないリゾート風の家づくりをするためには、あらかじめポイントを押さえておくことが重要です。
なお、リゾート風リビングをコンセプトに家づくりをする際は、施工実績の豊富な施工店に依頼するのがおすすめです。Kaya styleハウスは「リゾートを日常に」をコンセプトに、南国リゾートに暮らしているかのような心地よい住まいを提案しています。 リゾート風リビングの住まいを目指す方は、ぜひ弊社へお気軽にご相談ください。