リゾートガーデンにおすすめ!オリーブの品種と育て方
2024年7月13日
近年、オリーブはリゾート感漂うおしゃれな空間作りに欠かせない植物として人気が高まっています。
今回は、オリーブの品種の特徴や育て方、そして害虫対策についてご紹介してみたいと思います。
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1. オリーブの品種:用途と特徴で選べる!
人気が高いオリーブの品種はたくさんありますが、今回は特に人気が高い5つの品種をご紹介します。
オリーブの品種は、大きく分けて「食用オリーブ」と「観賞用オリーブ」に分けられます。食用オリーブは、実を食用として楽しむ品種で、主にオイルや塩漬けなどに加工されます。
一方、観賞用オリーブは、樹形や葉を楽しむ品種で、庭木や鉢植えとして栽培されます。ご紹介する5つの品種は、どちらも食用と観賞用を兼ね備えているため、実を収穫したり、樹形を楽しんだりすることができます。
1. ルッカ:収穫を楽しみたいあなたに!
ルッカは、香川県で最も多く栽培されているオリーブの品種です。樹形が大きく、横に広がるため、庭木として植えると存在感があります。また、実もたくさんつけるので、オリーブの実を収穫して楽しむのにも最適です。
・補足: 実はルッカは、オリーブオイルの原料としても人気が高い品種です。果実は大きく、油分を多く含むため、良質なオリーブオイルを製造することができます。
2. ネバディロブランコ:初心者さんにおすすめ!
ネバディロブランコは、寒さに強いオリーブの品種です。そのため、寒冷地でも育てることができます。成長も早いので、初心者の方でも比較的育てやすい品種と言えるでしょう。また、花が咲きやすく、花を楽しむこともできます。
・補足: ネバディロブランコの果実は、熟すと黒紫色になります。甘みと苦味があり、生食や塩漬け、オイルなど、様々な用途に利用できます。
3. ミッション:狭いスペースでもOK!
ミッションは、樹高が高く、横に広がらないため、場所をとらないオリーブの品種です。そのため、狭い庭やベランダでも育てることができます。実も大きく、食べごたえがあります。
・補足: ミッションは、オリーブオイルの原料としても人気が高い品種です。果実は大きく、油分を多く含むため、良質なオリーブオイルを製造することができます。また、果実の味が濃厚で、生食や塩漬けにも適しています。
4. コロネイキ:実を早く楽しみたいあなたに!
コロネイキは、他の品種に比べて実が早くつき、実も葉も小さいオリーブの品種です。そのため、比較的コンパクトに育てることができます。実の収穫量も多く、実をオイルにするのにも適しています。
・補足: コロネイキは、世界で最も多く栽培されているオリーブの品種です。果実は小さく、油分が多く、香りも豊かです。オイルだけでなく、生食や塩漬けにも適しています。
5. シプレシーノ:シンボルツリーに最適!
シプレシーノは、風にも強いオリーブの品種です。そのため、海岸線や風の強い場所でも育てることができます。樹高が高く、まっすぐに伸びるので、シンボルツリーとしても人気があります。
・補足: シプレシーノは、樹形が美しく、葉が細長く、銀白色を帯びているのが特徴です。観賞用として人気が高い品種です。
2. オリーブの剪定:実をたくさんつけるための秘訣!
オリーブの剪定は、樹の生育を調整し、実の収穫量を増やすために重要な作業です。
剪定は、一般的に12月から2月の休眠期に行うのがおすすめです。この期間に剪定することで、樹の負担を減らし、生育を促進することができます。
ただし、品種によっては剪定時期が異なる場合があるので、事前に品種の特性を確認しておきましょう。
1. 同一箇所から複数枝が出ている場合:風通しをよくして実つきをアップ!
オリーブは、同一箇所から複数枝が出てくることがあります。このような場合は、2本だけ残して、あとは切りましょう。風通しをよくすることで、樹の生育を促進し、実の収穫量を増やすことができます。
2. 株元から生えた枝:栄養を奪う枝はカット!
オリーブの株元から生えた枝は、樹の栄養を奪ってしまうので、切りましょう。動画では、ハサミで株元から生えた枝をカットしていました。
3. 交差した枝:邪魔な枝を整理して樹形を整える!
オリーブの枝が交差すると、お互いに邪魔になります。そのため、どちらか一方の枝をカットして、風通しをよくしましょう。また、樹形を整えることで、オリーブの美観を維持することができます。
4. 徒長枝:勢いのある枝をコントロール!
オリーブの徒長枝は、勢いよく伸びた枝のことです。徒長枝は、樹形を乱すため、切り戻して樹形を整えましょう。徒長枝を放置すると、樹の生育が弱ったり、実がつきにくくなったりすることがあります。
5. 下向きに生えた枝:樹高を調整してバランスを整える!
オリーブの下向きに生えた枝は、樹高を低く保つために、切り戻しましょう。下向きに伸びた枝は、樹のバランスを崩す原因となるため、切り戻すことで、樹形を美しく保つことができます。
注意: オリーブの剪定は、樹の生育状態や目的によって適切な方法が異なります。剪定が初めての方は、専門家に相談してから行うようにしましょう。
3. オリーブの害虫対策:美しいオリーブを守るために!
オリーブにつく害虫には、以下のものがあります。オリーブの害虫対策は、予防が重要です。オリーブの葉を定期的にチェックしたり、樹の周りを清潔に保ったりすることで、害虫の発生を防ぐことができます。
1. オリーブアナアキゾウムシ:木の内部を食べる害虫!
オリーブアナアキゾウムシは、木の内部を食べる害虫です。木の幹に穴が開いている場合、この害虫が寄生している可能性があります。見つけたら、駆除しましょう。駆除には、薬剤を使用したり、手で捕まえたりする方法があります。
2. ハマキムシ:葉を巻く害虫に注意!
ハマキムシは、葉を巻いて中に卵を産む害虫です。葉を巻き始めた段階で見つけたら、駆除しましょう。駆除には、薬剤を使用したり、手で捕まえたりする方法があります。
3. ハダニ:葉の裏に潜む小さな害虫!
ハダニは、葉の裏に寄生する害虫です。葉が黄色く変色したり、葉に細かい網状の模様が見られる場合は、ハダニが寄生している可能性があります。見つけたら、殺ダニ剤を使用しましょう。殺ダニ剤は、オリーブの葉に直接散布します。
・補足情報: オリーブの害虫対策には、以下の方法もあります。
天敵を利用する:オリーブの害虫を食べる天敵を飼育することで、害虫の発生を抑えることができます。
農薬を使用する:オリーブに寄生する害虫の種類によっては、農薬を使用する必要がある場合もあります。農薬の使用は、環境への影響を考慮し、適切な方法で行いましょう。
・注意: 害虫対策には、適切な方法を選ぶことが重要です。薬剤の使用には、必ず専門家のアドバイスに従いましょう。
4. オリーブの肥料:実をつけるために必要な栄養を!
オリーブは、肥料を与えすぎると実がつきにくくなるので、適切な量を与えましょう。
オリーブの肥料には、有機質肥料と化成肥料があります。有機質肥料は、動物の糞尿や植物の残渣を堆肥化したもので、土壌の改善にも役立ちます。
一方、化成肥料は、化学的に合成された肥料で、即効性があります。オリーブの肥料には、どちらの肥料も使用できますが、有機質肥料は、土壌の改善に効果があるため、おすすめです。
1. 花芽が動き出す3月:実をたくさんつける準備!
花芽が動き出す3月には、肥料を与え、実をたくさんつけさせましょう。
2. 実が成長する6月:実の生育を促進!
実が成長する6月には、肥料を与え、実の生育を促しましょう。
3. 実を収穫した後、10月:来年の成長に備える!
オリーブの実を収穫した後、10月には、肥料を与え、来年の生育に備えましょう。
・注意: オリーブの肥料は、与えすぎると根腐れの原因になる可能性があります。肥料を与える量は、樹の生育状態に合わせて調整しましょう。
いかがでしょうか。オリーブの品種の特徴、育て方、そして害虫対策について解説しました。
オリーブは、比較的育てやすい植物ですが、剪定や害虫対策など、適切な管理が必要です。
この記事を参考にして、あなたもリゾート感あふれるオリーブを育ててみてはいかがでしょうか?
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