南国リゾート風外構をつくるコツ|イメージプランから施工事例まで解説
2024年8月10日
「新築・リフォームで、憧れの南国リゾート風の外構にしたいけど、どこから手をつければいいか分からない…」
そんな悩みをお持ちのあなたへ。この記事では、南国リゾート風外構をつくるための具体的なコツを、イメージプランから施工事例まで詳しく解説していきます。
南国ムードを高める外構アイテム8選もご紹介するので、ぜひ参考にして、あなただけの理想の空間を実現してください!
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1. 南国リゾート風外構をつくる2つのコツ
南国リゾート風外構は、ただ南国の植物を植えるだけでは、なんだか中途半端で、まとまりのない印象になりがちです。
そこで、ここでは、南国リゾート風外構を成功させるための2つの基本的なコツをご紹介します。
1. ベースカラーは「真っ白」!
南国リゾートの雰囲気を出すには、白を基調にすることが重要です。白といっても、真っ白、アイボリー、青っぽい白など、様々な白があります。
一般的な住宅の外壁に使われている白は、少し黄みがかった白や、グレーがかった白が多いです。これらの白は、南国リゾートのイメージとは少し違います。
リゾート風にするなら、青い海や空に映える「真っ白」がおすすめです。真っ白を基調にすることで、開放感があり、爽やかな印象になります。
また、白は光を反射するため、明るい空間を作ることができます。南国リゾートでは、太陽の光が燦燦と降り注ぐイメージがありますよね。そのイメージを再現するためにも、白は重要な要素となります。
しかし、全てを真っ白に統一すると、難易度が高くコストもかかります。そこでおすすめなのが、異なる白を組み合わせる方法です。
例えば、壁は真っ白、アプローチや階段はアイボリーなど、素材別に白の濃淡を組み合わせることで、おしゃれでコストを抑えた外構を実現できます。
2. アクセントカラーは黒or木目!
白一色だと、少し寂しい印象になることも。そこで、南国らしさの中に、黒や木目をアクセントカラーとして取り入れることで、洗練された雰囲気になります。
建物のサッシが黒なら、黒をアクセントカラーに。ラインフェンスや階段の蹴上などに黒を取り入れると、スッキリとした印象になります。
黒は、白とのコントラストがはっきりしているので、空間を引き締める効果があります。
また、木目は、自然を感じさせるので、南国リゾートの雰囲気に温かみをプラスしてくれます。
ポストを木目調にするのもおすすめです。木目のフレームエクステリアは、高級感と南国リゾートホテル感を演出できます。フレームの一部に色を変えるなど、個性的なアクセントとしても活躍します。
2. 南国リゾート風外構アイテム8選
南国リゾート風外構のイメージがなんとなくできたら、次は、南国リゾートの雰囲気をさらに演出してくれる、具体的なアイテムを選んでいきましょう。
ここでは、おすすめの外構アイテムを7つご紹介します。
1. 植栽
南国リゾート風外構の植栽には、ヤシの木が定番です。
ヤシの木さえ植えておけば、リゾート風って言ってもいいんじゃないかと思えるほど、インパクトがあります。
しかし、ヤシの木を選ぶ際は、最終的に植える場所を検討することが大切です。
例えば、新築のお家が建つ地域などで、一度は冬を越えているヤシの木を選ぶと、枯れてしまうリスクが少なくなるのでおすすめです。
沖縄で育ったヤシを、いきなり北海道に植えても、環境が違いすぎて枯れてしまう可能性が高いので注意が必要です。
できるだけ地元の業者から選ぶのがおすすめです。
南国の植物は、鉢植えにして、冬の間は室内や霜が降りない場所に移動させるなどの工夫をする方法もあります。
ヤシの木以外にも、南国風に見えて日本でも育つ植物を植えるのもおすすめです。
アガベ、ニューサイラン、マユハケオモト、ユッカ、ストレリチア、キワタなど、大きくシャープな形の葉やカラーリーフなどを組み合わせて植えると、リゾート感がでておしゃれになります。
これらの植物は、比較的寒さに強く、日本の気候でも育てることができます。
2. 照明
建物の正面のファサードにはもちろん、お庭にも照明を入れると、リゾートホテル感がアップします。夜も楽しめる癒やしの空間が作れます。
琉球石灰岩やスクリーンブロックをライトアップしたり、デザインパネルの後ろに照明を仕込んでシルエットを際立たせたり、照明ひとつ入れるだけで、おしゃれ度が全然違います。
照明は、明るさだけでなく、色温度も重要な要素です。
暖色系の色温度は、温かみのある雰囲気になります。
寒色系の色温度は、クールでスタイリッシュな雰囲気になります。
南国リゾート風外構には、温かみのある暖色系の色温度がおすすめです。
予算の都合で照明工事は後回し…という場合でも、お庭に電気を確保する電気配線工事だけは、最初の工事で一緒にやっておくと、後から費用がかからずに済みます。
3. ガーデンファニチャー
せっかくお庭を素敵なリゾート風にしたなら、ガーデンファニチャーも忘れずに。奥行きのあるテーブルや椅子などの家具のことです。
お庭の使い心地も格段に良くなりますので、ぜひお気に入りのものを揃えてください。
ガーデンファニチャーを選ぶ際は、耐久性やメンテナンス性も考慮しましょう。
屋外で使用するため、雨風や紫外線に強い素材を選びましょう。
また、お庭の広さや用途に合わせて、最適なファニチャーを選んでください。
4. 琉球石灰岩
琉球石灰岩とは、数万年前に海中のサンゴや貝殻などが堆積してできた白い岩のことです。ゾウゲンのようなベージュっぽい色と大小の穴が特徴です。
琉球石灰岩は、自然な素材なので、植物との相性も抜群です。昔は沖縄の石垣や階段などでよく使われてきました。
自然な南国リゾート風外構にしたいなら、ぜひ取り入れたい素材です。
しかし、全面を石灰岩にするとゴテゴテし過ぎて、うるさい印象になる可能性があります。
塗り壁などと組み合わせて、琉球石灰岩の風合いを際立たせるのがおすすめです。
琉球石灰岩は、高級な素材なので、使用箇所を限定することで、コストダウンにも繋がります。
5. ガラス
照明、表札、ブロック、パネルなど、ガラスでできた商品にすることで、涼しげでおしゃれになります。
ガラスと照明を組み合わせると、高級感もグッとアップします。ガラスの向こうに反射する光が、幻想的な庭を演出してくれます。
ガラスは、光を通すので、空間を明るく開放的にする効果があります。また、ガラスの種類によって、様々な表情を見せることができます。
例えば、透明ガラスは、開放感があり、スタイリッシュな印象になります。
曇りガラスは、光を拡散させ、やわらかい印象になります。
また注意点として、ガラスは割れやすいという弱点があります。
安全性を考慮して、設置場所や種類を選びましょう。
子供が遊ぶような場所には、割れにくい強化ガラスを使用するなど、注意が必要です。
6. スクリーンブロック
スクリーンブロックとは、光や風を通す穴が開いたブロックのことです。(「飾りブロック」とも言う)
従来のブロックやコンクリートブロックと組み合わせても使用できます。重たい印象のブロック塀を、軽やかな印象に変えてくれます。南国リゾート風の外構デザインにピッタリです。
スクリーンブロックは、光や風を通すことで、開放感と明るさを演出してくれます。また、ブロック塀に陰影を生み出すので、奥行きを感じさせる効果もあります。
南国らしい花を飾れば、さらにリゾート感がアップします。
7. デザインパネル
リーフモチーフのアイアンのデザインパネルは、ホテルライクな南国リゾート風演出にピッタリです。アートのような存在感があるので、庭や門周りの主役になってくれます。
高級感のあるラグジュアリーなイメージにしたいなら、ぜひ取り入れてみてください。
デザインパネルは、素材やデザインが豊富なので、自分の好みや外構のデザインに合わせて選ぶことができます。
アイアン製以外にも、アルミ製や木製のデザインパネルもあります。
3. 南国リゾート風外構の失敗しないためのコツ
南国リゾート風外構を成功させるには、いくつかの注意点があります。特に、初めて外構工事をする方は、これらの注意点を理解しておくことが重要です。
1. 理想のイメージを明確にする
南国リゾート風外構と言っても、ハワイ風なのか、バリ風なのか、ラグジュアリーな雰囲気なのか、カジュアルな雰囲気なのか、人それぞれ好みは違います。
まずは、自分の理想とする南国リゾート風外構のイメージを明確にしましょう。
イメージを明確にすることで、デザインやアイテム選びがスムーズになります。
SNSなどで、色々な写真を見て、自分の理想に近いイメージを見つけるのも良いでしょう。
PinterestやInstagramなどで、「南国リゾート風外構」と検索すれば、多くの写真が出てきます。
気に入った写真があれば、スクショを撮っておき、プランナーに見せるようにしましょう。
2. プランナーに正しく伝える
理想のイメージを決めたら、それをプランナーに正しく伝えることが重要です。
言葉だけでは伝わらないこともあります。理想に近いイメージの写真をいくつか見せて、自分の希望を具体的に伝えましょう。
例えば、琉球石灰岩を使う面積について、具体的に伝えることが重要です。
全面を石灰岩にするとゴテゴテし過ぎて、うるさい印象になる可能性があります。
また、スクリーンブロックやデザインパネルなど、アイテムを組み合わせる場合も、それぞれの配置や大きさなどを、具体的に伝えましょう。
プランナーとの打ち合わせの際に、自分のイメージを具体的に伝えることで、より理想に近い外構を実現することができます。
この記事では、南国リゾート風外構をつくるためのコツと、具体的なアイテムをご紹介しました。
これらのコツを意識することで、リゾート風の外構を簡単に実現できます。今回紹介したアイテム以外にも、南国リゾート風外構には、様々なアイテムがあります。
ぜひ今回の記事を参考に、あなただけの理想の南国リゾート風外構を作ってみてください。
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